Gerhard Richter Portraits in National Portrait Gallery
Saturday, 18 April 2009 | Posted by NOA at 06:24 | category: art, photography
Gerhard Richterの作品を生で見るのは初めてだったかもしれない
名前だけが先行していてあまり作品を知らなかった
少し影のある印象を持っていたくらい
以下略歴
1932年旧東ドイツのドレスデンに生まれ
現在ドイツの最高峰画家(芸術家)として老若男女問わず人気
最も有名な彼の手法としてフォト・ペインティング(新聞や雑誌の写真を大きくカンバスに描き写し、画面全体をぼかした手法)があるが、その精度は写真と見間違うほど
てなわけで今回National Portrait Galleryにて彼の作品の中でもその名の通りポートレイトに焦点を当てた展示を見に行った。学生割で£6。その価値は十分にあったと思う。
なんていうのだろう
写真の存在は絶対だと思っていたものが揺らぐような
絵画は絵画でしかなく、記憶する、そのままを残すという行為において写真にかなうものはない、といういつの間にか持っていた先入観が崩されたかのような
そう 価値観先入観 そこに何の意味がある? と 言われてるような
決して攻撃的ではないけれど
静かに でも強く響く そんな感じ
光りがとてもきれいだった
とくにこのSabine Moritzという彼の妻(二番目の)を描いた「Reader」
凛とした この空気感がとてもいいなあ と 思った
こういうすばらしい芸術家がまだ生きているなんて
すごい そしてなんだか ありがたいなー と 思った り
間違いなく今年一番の好きなエキシビションになりました
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